過呼吸の対処法:ビニール袋や紙袋

過呼吸の対処法:ビニール袋や紙袋

過呼吸の対処法:ビニール袋や紙袋

過呼吸発作が起きたときの対処法で多くの人が思いつくのが、ビニール袋や紙袋を口元にあてて、袋の中に吐いた息を吸ったり吐いたりするということではないでしょうか。

 

この対処法は、はっきり言ってしまうともうかなり古い対処法で、今この方法を進めて来る医師はほぼいないでしょう。

 

もしも進められた場合は、その方はあまり過呼吸について詳しくないかもしれません。

 

この方法はペーパーバック法というのですが、ここでは、このペーバーバック法について掘り下げていきましょう。

 

死亡事故が起きたこともあるペーパーバック法

少し前までは、過呼吸時に袋を口に当てるというのは、過呼吸に対する有効な対処法だと考えられていました。確かに、過呼吸を起こしている方に対して、一定の効果があるのは事実です。

 

しかし、このペーパーバック法は、死亡事故も起こしたことのある危険な方法でもあります。

 

実際にアメリカではペーパーバック法で死亡してしまった方がいらっしゃいます。数年前にテレビでもやっていたので、見たことのある方もいるでしょう。

 

では、何故ペーパーバック法で心臓が止まることがあるのでしょうか。

 

ペーパーバック法が危険な理由

ペーパーバック法は、過呼吸になると酸素を吸いすぎるため、吸い込む酸素を少なくする目的で用いられていました。でもこの考え方が間違っているのです。

 

実際は過呼吸を起こしているとき、血中酸素の量は増えてはいるものの異常値ではありません。反対に、二酸化炭素量はかなり減っています。

 

血中の二酸化炭素量が不足すると、血管は収縮します。その所為でしびれがおきたり、頭痛が起きたりします。心臓の血管まで収縮してしまえば、心臓発作を起こす可能性だってあるのです。

 

そして一番悪いのは、二酸化炭素量が減っていると、呼吸器周りのセンサーのようなものが鈍くなってしまい、低酸素になっても気づかないということが起こってしまうのです。

 

ペーパーバック法を行って、低酸素になってしまえばその内死亡に繋がる可能性があるのは、想像できますよね。

 

ペーパーバック法を行っていた方々は、今すぐ他の対処法に切り替えましょう。

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